トランスウエア、Ajaxを採用したWebメール製品新版

 トランスウエア(松田賢代表取締役)は8月2日、Ajaxを採用し操作性を向上させたWebメール製品「Active! mail 6.0 with Interactive Design」を9月上旬から出荷すると発表した。また、10月1日から試用版の申し込みをWebサイトで受け付ける。

 Webメールとは、ブラウザを通してメールの送受信を行うソフトウェア。「Active! mail」は、メールサーバーとWebサーバーの間に設置するゲートウェイ型の製品で、さまざまなUNIXサーバーに対応し、4か国語のインターフェイスや多言語の同時表示など、既存のクライアント型メールシステムと同等以上の操作性をもつ。標準で迷惑メール対策機能を搭載し、SSL暗号化などのセキュリティ対策機能も利用できる。

 最新版では、DHTMLやAjaxなどのリッチクライアントテクノロジーを採用し、ドラッグ&ドロップによるデータ操作やグリッドコントロールによるビューサイズの変更など、操作性とパフォーマンスの向上を図った。また新たに、定型文、プロフィール、署名を組み合わせた「メールテンプレート」作成機能と、メールの転送、自動返信、着信通知、携帯転送機能に対応する「転送・フィルタリング」機能を搭載した。このほか、メール作成機能、アドレス帳機能、スケジューラ機能、モバイル・携帯電話向け機能などを強化した。

 税別価格は、企業向けスタンダードライセンスが25ユーザーで14万7000円から、文教向けのアカデミックライセンスが25ユーザーで9万8000円からの予定。

トランスウエア=http://www.transware.co.jp/

提供:BCN