富士通BSC、オンメモリー処理でデータ分析を高速化するソリューション

 富士通ビー・エス・シー(富士通BSC、兼子孝夫社長)は、「Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAPリューション」を9月下旬に発売する。価格は341万2500-1092万円。発売後1年間で1億5000万円の売り上げを目指す。

 新サービスは、高速オンメモリデータベース「Oh-Pa 1/3」の技術を使い、富士通(黒川博昭社長)製ビジネス・インテリジェンス・ソフト「Interstage NavigatorServer」が行うデータ分析の高速化を支援するソリューション。更新系バッチ処理や大規模なデータウェアハウス(DWH)をターゲットとして昨年発売した「Oh-Pa 1/3 Data Server Enterprise Edition(Oh-Pa 1/3 DSEE)」に続く「Oh-Pa 1/3」シリーズの第2弾となる。

 「Oh-Pa 1/3 DSEE」のコアエンジン部分「Oh-Pa 1/3 IE」と「Interstage Navigator Server」との連携を実現する専用アダプタを組み合わせることで、リレーショナルオンライン分析処理速度の大幅短縮。これまで困難だった大容量データを短時間で分析することを可能にした。

 また、「Interstage NavigatorServer」がインストールされているサーバーに共存させることも可能なため、予算・規模に応じて効率的・段階的な投資でソリューションを拡張して導入することもできる。

富士通ビー・エス・シー=http://www.bsc.co.jp/
富士通=http://jp.fujitsu.com/

提供:BCN