日本CA、ウェブアプリ間のユーザー認証ができる法人向けソリューション

 日本CA(根塚眞太郎社長)は、ユーザー認証と詳細なアクセス制御ができる企業のウェブアプリケーション用ソリューション「eTrust SiteMinder r6.0 SP5」を発売したと発表した。参考価格は、100ユーザーで52万4000円。

 アプリケーション間でIDを連携する「アイデンティティ・フェデレーション」が行える認証方式「SAML(Security Assertion Markup Language) 2.0」に対応。特別な技術を使わずに、ウェブサービス間の相互連携ができるマイクロソフトの「Microsoft Active Directoryフェデレーションサービス(ADFS)」にも対応する。

 また、ユーザーが認証を意識することなく1つのユーザIDとパスワードだけで全てのシステムにログインすることができる「シングル・サインオン」機能、ユーザーの役割や権限に沿ったセキュリティポリシー(方針)を一元管理する機能などを搭載する。

 管理ツールは企業全体で導入できるため、既存システムとの統合や変更、本番運用などの監視や管理、保守を自動化することが可能。さらに認証システム、OS、ユーザーストア、ウェブサーバー、J2EEアプリケーション・サーバーなどのプラットフォームに対応する。

日本CA=http://www.caj.co.jp/

提供:BCN