ノートPC:世界シェア、HPが首位 Dell後退

 調査会社の米Displaysearchはこのほど、06年第4四半期の世界のノートパソコン出荷台数は前期比14%増の約2340万台だったと発表した。シェアは、米Hewlett-Packard(HP)が20%で首位。米Dellは15%で2位となり、ノート部門でも不振が鮮明になった。

 直近の第3四半期はHPが17.7%、Dellが17.5%で、HPが1年ぶりに首位を奪還していた。第4四半期は差が大きく開き、逆転が決定的になった。デルはデスクトップ機を含めたパソコン全体でも2位に転落したことが分かっていたが、ノートに限っても同じ傾向を示した。

 シェア3位は台湾のAcerで13.3%、4位は東芝で9.8%。以下は中国Lenovoが8.4%、富士通・シーメンスが5.3%、ソニーが5%、台湾のASUSTeK Computerが4.4%、米Appleが4.1%の順だった。【南 優人/Infostand】

Displaysearch
http://www.displaysearch.com/