テンプスタッフとワイズノット、オープンソース技術者派遣事業で新会社設立

 テンプスタッフ(本社:東京都渋谷区)とワイズノット(本社:東京都渋谷区)は2007年4月3日、IT技術者特定派遣事業で資本・業務提携すると発表した。ワイズノットの派遣事業を分社化して両社出資の新会社を設立。オープンソース技術者を派遣する「OSS技術者特定派遣事業」を展開する。

 ワイズノットは、これまで特定派遣事業(スタッフを社員として登用した後に他社に派遣する業態)を手がけており、これを独立させて「株式会社ワイズノットヒューマンキャピタル」を設立を2日付けで設立した。資本金は1000万円で、出資比率はテンプスタッフが66.5%、ワイズノットが33.5%。従業員数は230人(うち技術社員213人)。代表取締役社長にはテンプスタッフの石黒智幸取締役が就任する。

  両社は、これまでもIT技術者の派遣事業で協業していた。今回の提携は、これを進め、高い技術力を持つ技術者の獲得と、より広域なクライアントへのサービス提供を目指すもの。テンプスタッフが持つ営業力と、ワイズノットのIT技術者の獲得ノウハウを合わせたシナジー効果を狙う。【鴨沢 浅葱/Infostand】

テンプスタッフ
http://www.tempstaff.co.jp/

ワイズノット
http://www.wiseknot.co.jp/