「NetBeans IDE 6.1」日本語対応マルチリンガル版リリース

 netbeans.orgオープンソースプロジェクトは2008年6月5日、日本語を含む多言語に対応したJava統合開発環境「NetBeans IDE 6.1」マルチリンガル版をリリースした。プロジェクトWebサイトからダウンロードできる。

 Javaが動作する環境で利用できるマルチプラットフォームの統合開発環境で、Javaのほか、RubyやC/C++の開発にも対応する。最新版6.1では、JavaScript編集機能やオープンソースフレームワークSpring Frameworkのサポート、MySQLとの統合強化、依存プロジェクト間でのライブラリの共有方法の改善などを行った。

 また、6.0で削除されたBeanパターンとJSF CRUD生成機能を、要望を受けて復活させた。このほか、起動時間短縮やメモリ消費量削減などでパフォーマンスも向上した。

 サポートOS(動作確認済み)はWindows XP/Vista、Ubuntu 7.x、Red Hat EL 4、Solaris 10、Mac OS X 10.4.9。英語版は4月にリリースしており、今回、日本語と簡体中国語、ポルトガル語を用意した。サイトからのダウンロードのほか、更新機能でアップデートも可能。【鴨沢 浅葱/Infostand】

netbeans.org
http://www.netbeans.org/
http://ja.netbeans.org/(日本語サイト)