米国のPCソフトウェアの5つに1つが海賊版~~BSA調査

 ソフトウェア業界団体のBusiness Software Alliance(BSA)は7月16日(現地時間)、米国における海賊版ソフトウェア調査報告書を発表した。それによると、米国ではPCソフトウェアの20%が海賊版であり、被害額は150億ドル以上と推計している。

 アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、イリノイなど8州を調べた。調査はBSAが出資し、米IDCが行った。この8州で全米PCソフトウェア市場の46%を占めるという。

 それによると、海賊版の比率が米国平均である20%を上回ったのはオハイオ州の27%、カリフォルニア州25%など4州。最も低かったのはニューヨーク州で、18%だった。

 推計の被害額は、ソフトウェアベンダーの被害額が42億ドル、ディストリビューター/サービスプロバイダの被害額が114億ドル。ハイテク業界全体では150億ドルになると見ている。ソフトウェアベンダーの被害額42億ドルは、BSAが調査している世界108国のうち、中国を除くすべての国単位の被害額を上回るという。この被害額は、ハイテク業界で5万4000人分の雇用に相当するとしている。

 BSAが5月に発表した資料では、中国における海賊版ソフト比率は82%だった。最高レベルだったのはアルメニアの93%。世界的に見ると海賊版ソフトウェアは減少傾向にあり、米国は最も比率が少ない国だった。

Business Software Alliance
http://www.bsa.org