OTP 2008年7月のトップ10

 Open Tech Pressで2008年7月に公開した記事のアクセスランキングトップ10をお届けする。今回のランキングは以下のとおり。

1位:『Linuxデスクトップで使えるテキスト・エディター』 2008年07月04日
 テキスト・エディターは構成ファイルの変更、cronジョブの設定、XMLファイルの編集といった作業から、READMEファイルを手早く作りたいときに至るまで、さまざまな作業で使われる。ありがたいことに、優れたエディターが数多く作成・提供されているが、ここでは中でも興味深いものを9つ選んで簡単に紹介しよう。エディターごとに得意とする作業は異なるが、そもそもツールに万能はあり得ない。いろいろ試して、自分の手にあったものを選んでほしい。 [記事全文]

‘2″位:『KDE 4のリリースは何が問題であったのか?』 2008年07月18日
 本年1月にKDE 4.0が最初にリリースされた当時に感じたのは、これこそが新時代のデスクトップ開発の礎となるべき存在だろうという予感であった。ところがその後、実際にバージョン4.xが各種ディストリビューションにて同梱されるようになると、否定的な見解の方が大勢を占めるようになってしまったのである。この7月末にはバージョン4.1のリリースが予定されているのだが、そこで浮かび上がってくるのが“KDE 4.0はいったい何が不味かったのだろう”という疑問である。 [記事全文]

3位:『初心者がつまずくUbuntu 10の問題点』 2008年07月02日
 CanonicalのUbuntuはほかのプラットフォームの利用者が乗り換えてくるほどの大成功を収めているが、それでも初心者を困惑させるような問題点もいくつか残っている。実際、Canonicalのフォーラムを覗いてみたところ、新たな利用者の大半がつまずいている問題点、つまり長期的に Ubuntuの採用を妨げている問題点が10件ほど見つかった。それらはUbuntuを利用する際のあらゆる面に及ぶが、そのいずれもが2つの特徴を共通して持っている。すなわち、いずれも「Linuxを試してみたけど使えない」と言いたくなるほど [記事全文]

4位:『WebサーバとしてGNU/LinuxがOS Xより優れている3つの理由』 2008年07月03日
 すでに正式なUNIXシステムとして認定されたAppleのOS Xは、動的コンテンツを提供するインターネット公開用またはイントラネット専用のWebサーバにインストールされていることが少なくない。そうしたOS Xサーバとは2年間、また別の選択肢であるGNU/Linuxサーバとはもっと長く付き合ってきたが、少なくとも3つの理由からGNU/Linuxシステムのほうが優れているといえる。 [記事全文]

5位:『ハードウェアRAIDとLinuxカーネルによるソフトウェアRAIDのベンチマーク比較』 2008年07月17日
 新しいサーバに高価なハードウェアRAIDカードを付けることで、ディスクアクセスの速度はどれほど向上するのだろうか。LinuxカーネルによるソフトウェアRAIDとハードウェアRAIDカードのパフォーマンスの違いはベンチマークで評価できる。私の環境でこの2つの条件を評価したところ、いくつか興味深い結果が得られた。 [記事全文]

6位:『Ubuntuは「当たり前」の存在』 2008年07月24日
 先週末のことだ。友人がデスクトップ・パソコンのWindows XPに問題が絶えないと嘆いていた。そこで、私も手伝ってそのパソコンにUbuntu 7.04をインストールした。すると、問題は雲散霧消してしまった。これを切っ掛けに、私は自分の「常用」コンピューター、やはりUbuntu 7.04が動作しているDell Latitudeについて思いを巡らせた。そして、この何か月もの間、我がノートパソコンやそこで動作しているオペレーティング・システムについて取り立てて意識したことがないことに気づいた。Linux、とりわけU [記事全文]

7位:『Microsoftを見捨てオープンソースに走ったベテラン開発者』 2008年07月28日
 Microsoft AccessやExcelを使ったことがあるなら、Mike Gunderloy氏が手がけた製品を使っていたことになる。皮肉なことに、Gunderloy氏自身はもはやこれらの製品を使っていない。 Microsoftに見切りをつけ、オープンソースへと走ったからだ。彼に後戻りするつもりはない。 [記事全文]

8位:『Kismetパケットスニッファ入門』 2008年07月14日
 ネットワークセキュリティの専門家にとって欠かせないオープンソースツールの数は増え続けているが、 Kismet もその一つだ。Kismetは「ワイヤレスネットワーク検出/スニッファ/侵入検知システム」で、Windows、Mac OS X、BSDなどPOSIX互換のどのプラットフォームでも利用可能だが、RFMON(モニタモード)対応ドライバの数がもっとも多く存在することからLinuxでの利用が推奨されている。 [記事全文]

9位:『coLinuxに第2の息吹』 2008年07月10日
 Cooperative Linux(coLinux)は、GNU/LinuxがそのままWindows上で動作するという、仮想化の分野で独自の位置を占めている。2000年に始まったプロジェクトではあるが、最近やっと0.72になったばかり。しかし、andLinuxやUlteo Virtual Desktopなどの著名プロジェクトに基盤技術を提供するだけのものは持っている。UbuntuのWubiやFedoraのLive USB-Creatorといったツールが示す通り、今、Windowsの利用者をGNU/Linuxに引き [記事全文]

10位:『SliTaz:超小型Linuxディストリビューション』 2008年07月15日
  SliTaz は新しい超小型GNU/Linuxライブディストリビューションだ。RAM(最低128MBを推奨)から実行するように設計されていて、ハードディスクまたはUSBメモリへのインストールもできる。最新版のSliTaz 1.0はたった24.8MBと小さいながらも、選りすぐりのアプリケーションを軽量なデスクトップ上で利用することができる。ユーザのデータ/設定は永続的なメディア上に保存することも可能だ。またサポートしている追加ダウンロード用パッケージは400を越える。 [記事全文]