SRA OSS日本支社、PowerGres最新版「PowerGres V7」 を発売

 SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年1月20日、PostgreSQLをベースとする商用データベース製品「PowerGres V7」の販売を開始した。最新版では、64ビット版Windows OSに対応して4GB超のメモリ空間を活用できる。

 発売されたのは「PowerGres on Linux V7」と「PowerGres on Windows V7」の2製品。PostgreSQL最新版の8.4に対応し、ウィンドウ関数、再帰SQLを実装するほか、複雑なアプリケーションへの対応を強化。また、自動VACUUMをより効率的に実行できるようになっている。

 同梱の独自管理ツール「PowerGres Manager」も強化。待機系を用意して障害発生時に切り替えできるウォームスタンバイ機能を設定できる。このほか、SQLの実行回数や所要時間の集計の閲覧、アーカイブロギング向けベースバックアップのスケジュール実行ができる。

 動作環境は、Linux用がRed Hat Enterprise Linux 5/Advanced Platform、CentOS 5。Windows用がWindows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008。

 Linux、Windows用とも価格は5万400円。サポート価格は1年契約が8万4000円、5年契約が37万8000円。オプションで、ODBCドライバとNpgsqlのサポートを用意した。PowerGresは2003年の発売から8000ライセンス以上を販売しているという。

PowerGres製品情報
http://powergres.sraoss.co.jp/

SRA OSS日本支社
http://www.sraoss.co.jp/