米VMwareがMacOS X対応の仮想化ソフトを投入

 米VMware(は7日(米国時間)、x86プラットフォームのOSをIntel版Mac上で稼働させる仮想化ソフト製品を投入すると発表した。同日からサンフランシスコで始まった米Apple Computerの開発者会議「WWDC 2006」でデモを披露する。

 Mac OS X上に仮想マシンを構築し、WindowsやNetWare、x86対応のLinux、Solarisなどを稼働させる。再起動不要で、Mac OS Xと同時に利用可能になる。

 製品名称や技術的な詳細は明らかにしていない。ベータ版は年内にリリースする予定。VMwareのウェブサイトで事前登録を受け付けている。

 また、米メディアによると、米Microsoftは同日、仮想化ソフト「Virtual PC」をIntel版マック向けには開発しない意向を表明したという。【高森 郁哉/Infostand】

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