クラスキャット、Red Hat Linux旧版のセキュリティパッチを無償配布

 クラスキャット(本社:東京都港区)は2006年08月28日、Red Hat Linux 7.3向けのセキュリティパッチを無償で配布すると発表した。コミュニティのサポート打ち切りを受けたもので、2007年1月から開始。同社の製品のユーザーでなくても利用できる。

 Red Hat Linux 7.3は、Red Hat Linuxの旧バージョンで、Red Hatのサポートが終わったあと、オープンソースプロジェクトの「Fedora Legacy Project」がパッチなどを提供していた。しかし、今年7月、年内打ち切りが決まり、このあとをクラスキャットがを引き受ける格好となった。

 クラスキャットは、同社の製品を含めてRed Hat旧版が稼動するインターネットサーバが依然多いことから、なおセキュリティパッチが求められているとして、配布を決めたという。無償提供については、Fedora Legacy Projectの理念を尊重したとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

クラスキャット
http://www.classcat.com/