プラネックス、単体ダウンロードができる「BitTorrent」搭載ルーターを発売

 プラネックスコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)は、ファイル共有プロトコル「BitTorrent」を搭載して単体でダウンロードができるルータ2機種を発売した。米BitTorrentのライセンスを受けた製品の第一弾。8月17日から「Amazon.co.jp」内のブランドショップで販売している。

 既存モデルをベースに、BitTorrentクライアントソフトを搭載した。ネットワーク接続したパソコンからWebブラウザ経由で設定したあとは、ルータ自体がファイルをダウンロードして、ルータにUSB接続したHDDに保存する。

 有線のみの「BRC-14VG-BT」はWAN側100Mbps 1ポートとLAN側100Mbps 4ポートを搭載。USBポート2基とプリントサーバ機能、VRRP(Virtual RouterRedundancy Protocol)冗長化機能を備える。本体寸法は幅30×高さ200×奥行き150mm、重さ504g。価格は1万8800円。これにIEEE802.11b/g無線LAN機能を追加した「BRC-W14VG-BT」は2万1800円。

 一般販売も予定しているが、時期は未定。Amazon.co.jpでの販売は先行販売の位置づけとなる。また、ベースモデルからBitTorrent搭載モデルへのアップグレードは、ユーザーの要望をみながら検討したいとしている。【鴨沢 浅葱=Infostand】

プラネックスコミュニケーションズ
http://www.planex.co.jp/

BitTorrent
http://www.bittorrent.com/