住商情報システム、評価される企業側の視点でつくったIT全般統制対応テンプレート

 住商情報システム(SCS)は2008年1月8日、企業内部統制向けに、IT全般統制テンプレート「SMART SOX for ITGC」の販売を開始した。エイトレッド(本社:東京都渋谷区)のWebフォーム ワークフロー「X-point」に組み込んで、IT全般統制の整備を容易にできるという。

 「SMART SOX for ITGC」は、企業内部統制の業務処理統制を支えるIT全般統制対応に焦点を絞った製品で、IT全般統制に含まれる「情報システム部の業務プロセス」の申請・承認処理を確実に行うための監査対応を中心としている。

 同社のコンサルティングノウハウをベースに、「標準プロセスの運用フロー」を「X-point」に組み込んで、文書化後の内部統制の有効性評価のフェーズのサンプリング抽出、証跡提示などの膨大な作業量を軽減するという。

 同社によると、「内部統制対応」や「J-SOX対応」製品の多くは、内部監査や外部監査人など評価者の視点から開発されており、機能や費用の面で、評価される企業のニーズを満たしていないことが多いという。

 価格(税別)は、ベースパックと文書化支援セットが各50万円。両製品を含むフルパックが80万円。動作には、X-pointのサーバ環境が必要。対応OSはWindows Server 2003、Windows 2000 Server、Red Hat Enterprise Linux AS/ES、対応はWebサーバ:Apache1.3.x/2.0.x以上など。クライアントはX-point Ver.1.8.1.07以降。【三好 豊/Infostand】

SCS
http://www.scs.co.jp/

エイトレッド
http://www.atled.jp/