CTCSP、CDPソリューション「Double-Take」Linux版を発売

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の連結子会社シーティーシー・エスピー(CTCSP、本社:東京都世田谷区)は2008年1月25日、CDP(継続的データ保護)ソリューション「Double-Take」(タブルテイク)のLinux対応版を発売した。低コストでCDP環境を構築でき、コスト重視で導入が進むLinuxニーズに合うという。

 米Double-Take Softwareが開発するリアルタイムデータレプリケーションおよびフェイルオーバーソフト。複製元サーバから複製先サーバに、ファイルブロックレベルの更新データのみを非同期式で転送してバックアップを作成する。災害やシステム障害の発生直前までのデータを保全できるという。

 高価な共有ストレージを必要とせず、短期間・低コストでLinuxサーバの二重化や、遠隔地へのリアルタイムデータレプリケーションができるのが特徴。また、バックアップできるデータも、ファイル、Web、メール、データベースなど種別を問わない。対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update3~6。

 これまでWindowsシステムに特化して製品展開してきたが、Linuxサーバの急成長が持続していることに対応して、Linux版の提供を開始した。Linux導入意欲の強い中堅・大手企業をターゲットにしている、初年度売上高1億円を見込んでいる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

CTCSP
http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/

Double-Take
http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/products/doubletake/index.html