米VMware、仮想環境管理ツールを発表

 米VMware(米EMC傘下)は2月25日(フランス時間)、仮想マシン管理ソフトウェア3種と災害復旧ソリューションを発表した。データセンターにおけるITサービスの運行を大幅に自動化できるという。

 VMwareが発表した仮想マシン管理ソフトウェアは、仮想マシンの要求/承認/実装などライフサイクル全体を管理する「VMware Lifecycle Manager」、仮想マシンをセルフサービスでプロビジョニングできる「VMware Lab Manager」、サービスを新たに展開したりアップデートする際にプロセス全体を管理できる「VMware Stage Manager」の3種類。仮想マシンの移動のための技術「VMware VMotion」を利用して、プロセスをカプセル化できるという。これらの技術を利用して仮想マシンを強化することで、ITサービスの自動化レベルを改善するとしている。

 災害復旧ソリューションとしては、「VMware Site Recovery Manager」を発表した。ハードウェア、OSに依存しない仮想マシンを利用することで、高速かつ信頼性のある災害復旧を実現するという。災害復旧はVMwareの管理技術にとって、新しい分野となる。

 VMware Lab Managerはすでに提供を開始しており、残りの3製品は今年第2四半期中に提供開始の予定。

米VMware
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