米Google、Google EarthをアップデートしLinuxへ対応

米Googleは6月12日、衛星地図画像表示用アプリケーション「Google Earth」の最新版であるGoogle Earth (Release 4 – BETA)を発表し、初めてLinuxへと対応させた。

新たに公開されたLinux版は、Linuxカーネル2.4以上、glibc 2.3.2、XFree86-4.0またはx.org R6.7以上といった条件で動作する。Googleで動作確認されているディストリビューションは、Ubuntu 5.10、SUSE 10.1、Fedora Core 5、Linspire 5.1、Debian 3.1、Gentoo 2006.0、Red Hat 9。

今回のGoogle EarthのアップデートではLinuxへの対応の他、衛星画像の解像度を4倍アップ、また立体の上にテクスチャ画像を貼り付けることができるようになったことで、建物の外壁表示といったよりリアルな画像を作成できるようになった。

Google Earth:http://earth.google.com/