RSAセキュリティ、Linux対応した認証サーバソフト新版

 RSAセキュリティ(本社:東京都千代田区)は2006年7月26日、認証サーバソフトの最新バージョン「RSA Authentication Manager 6.1」を発表した。各種UNIX系OSのサポートを拡大し、Linuxにも対応した。7月31日発売する。

 新版では、標準提供のRSA RADIUS ServerがIEEE 802.1x認証に対応した。複数のEAP認証が可能で、802.1zでワンタイム・パスワード認証の標準化を定義したEAP-POTPに対応し、無線LAN環境での安全性が向上した。

 対応OSは、Windows 2000 Server/Server 2003、Solaris 9/10、HP-UX 11i、AIX 5L v5.2/v5.3、Red Hat Linux ES3.0、SuSE Linux ES 9。これまでUNIX系OSはSolaris 8/9のみの対応だったが、今回大幅に拡大した。

 ライセンス価格は、中小規模企業向けのベースエディションが25ユーザー44万円から、大企業向けエンタープライズエディションが同59万5000円から。年間保守契約を結んでいるユーザーには無償アップグレードを提供する。【鴨沢 浅葱/Infostand】

RSAセキュリティ
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