プロトン、Linuxサーバ向けリカバリーソフト最新版の販売開始

 プロトン(本社:東京都新宿区)は、Linuxサーバ向けバックアップ&リカバリーソフトの最新バージョン「Acronis True Image 9.1 Server for Linux」を2006年10月27日発売する。

 ライセンス価格は、9ライセンスまでの場合、1ライセンスあたり9万8000円で年間保守料(技術サポート、無償バージョンアップ含む)として1万9800円が必要。メディアキット代が6800円。初年度2000ライセンス、約2億円の販売を見込んでいる。

 米Acronis社の製品で、稼働中のサーバのOSからアプリケーション、各種設定までの完全なバックアップイメージを作成できる。システム障害が発生した場合、ディスクイメージからリストアして、手間や時間をかけずに迅速に復旧できるという。

 最新版では、X Window System GUIモードからバックアップタスクのスケジューリングが可能で、Linuxに不慣れなユーザーでも簡単に使えるようになったという。また、ファイル単位のバックアップ機能などを追加した。

 対応OSはRedHat 9.0およびRedHat ES/AS 3.0/4.0。対応ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、Ext2/3、ReiserFS、Linux SWAP、XFS、JFS。また、これら以外のファイルシステムでもセクタ単位でデータコピーが可能。【鴨沢 浅葱/Infostand】

プロトン
http://www.proton.co.jp/