富士通ソフトウェアテクノロジーズ、企業向けSNSを発売

 富士通ソフトウェアテクノロジーズ(本社:横浜市)は2006年10月31日、企業向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「知創空間」(ちそうくうかん)の販売を開始した。Red Hat Enterprise Linux、Solaris 9上で動作する。

 人事データベースから組織の階層構造を取り込み、組織構成に応じたコミュニティを構築できるのが特徴。ブログやコミュニティの記事は、所属コミュニティ内のみ、自分の関係者(ネットワーク)のみなど、内容に応じて公開範囲を設定可能で、情報漏えいを防ぐ。

 ユーザーのトップページには、所属コミュニティや人脈の最新情報を表示するため、視覚化した自分の情報源や情報から新たな“気づき”を生むという。複数の事務所、複数の部門を持つ企業や学校・教育機関などを想定している。

 動作環境はRed Hat Enterprise Linux AS/ES(v.4 for x86)、Solaris 9 Operating System on SPARC。クライアントにはInternet Explorer 6.0 SP2が必要。

 価格は100ユーザーで87万5000円から(年間サポートは価格の20%が別途必要)。1年間里澆慮定ライセンスが100ユーザーで35万円から(サポート含む)。また、メディアキットに別途16万8000円かかる。販売目標は2年間で50万ライセンス。【鴨沢 浅葱/Infostand】

富士通ソフトウェアテクノロジーズ
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