メディアラボ、ARM9搭載の組み込みLinux用CPUボードを発売

 メディアラボ(本社:東京都千代田区)は、ARMベースの組み込みLinux用CPUボード「ARM319-DP」を2006年12月15日発売する。「ARM9 200MHz」を搭載、クロス開発環境をバンドルしており、すぐにアプリケーション開発が始められる。価格は14万4900円、2枚目以降CPUボードのみが3万9800円。

 産業用の組み込み用途向けCPUボード。電源投入からLinuxカーネルとX Window Systemの起動、アプリケーションの実行まで約7秒で完了する高速動作を実現した。また、液晶やCRT、タッチパネルを接続可能でグラフィカルなアプリケーションを実行できる。

 このほかAC97オーディオやGPIO、USB1.1、Ethernetなど豊富なI/Oを備える。メインメモリー64MB、フラッシュROM64MBを搭載する。クロス開発環境はucLibcベースで、インテルCPU上で動作するLinuxまたはcoLinuxが動作するWindowsで開発ができる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

メディアラボ
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