マウンテンビューデータ、VMware対応したOSバックアップソフト新版

 マウンテンビューデータ(本社:東京都世田谷区)は、OSイメージバックアップソフトの最新バージョン「PowerCockpit 2.3」を2007年3月28日発売する。米VMwareのサーバー向け仮想マシン・ソフト「VMware ESX Server」に対応し、コンソールOS(ホストOS)のバックアップが可能になった。

 PowerCockpitは、バックアップするLinuxサーバにエージェントをインストールして、各エージェントから収集したイメージデータを管理サーバで一括管理・配布できるバックアップ/リストア・ソリューション。新版ではVMwareがインストールされているホストOSにエージェント導入が可能で、ESX Server対応サーバー機器であれば異なる機種にもリストアできる。また、イメージファイルの暗号化機能なども追加した。

 なお同社は製品構成を変更。従来の「スタンダード」はOSイメージの配布機能のみに特化し、バックアップとリストアのフル機能を備える「エンタープライズ」を新たにラインアップする。価格(税別)はスタンダード(管理サーバ+8ノード)が39万円、エンタータープライズ(管理サーバ+1ノード)がオープン。今回発表した新機能はエンタープライズ版に搭載する予定。

 従来版からのバージョンアップなどについては追って発表する予定。今後はVMwareのホストOS経由でゲストOSのイメージバックアップを行う機能などを追加してゆくという。【鴨沢 浅葱/Infostand】

マウンテンビューデータ
http://www.mountainviewdata.com/jp/