ISA日本、Linux開発者支援プログラムを開始

 Itanium Solutions Alliance(ISA)日本地域委員会は、Linux開発者支援プログラムを2007年3月29日開始した。Itaniumプロセッサを採用したミッションクリティカル・システムへのLinuxの拡大を目指し、技術の共有のほか、検証用サーバの貸し出しなども行う。

 Itaniumプロセッサへの移植や最適化を支援する取り組み「Itanium Solutions Center Network」の一環。サーバ貸し出しは、エンタープライズLinux対応アプリケーションへのポーティング、動作検証やチューニングを支援するもので、レッドハットが協力する。サーバは最新Linux OSを搭載し、開発者からの問い合わせにも応じる。

 また、ミッションクリティカルLinuxの実装やItaniumソリューションについて広く技術情報を提供。4月18日に開かれる「東京レッドハット會議」(主催:レッドハット)で、開発者セミナーを並催する。

 このほか、ISA日本地域委員会では、ミッションクリティカル領域でのLinux on Itaniumソリューションスタックの検証に取り組む。従来のRISCサーバからの乗り換え・移行を支援するための技術検証を行い、ノウハウやベストプラクティス情報を共有していく。【鴨沢 浅葱/Infostand】

Itanium Solutions Alliance日本地域委員会
http://www.itaniumsolutionsalliance.org/japanese/