デル、Red Hat Enterprise Linux 5のOEM販売開始

 デルは、Red Hatの商用Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5」(RHEL 5)のOEM販売を2007年4月10日から開始する。国内では一番乗りになるという。上位版の「Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform」も後日追加するが時期は未定。

 RHEL 5は、オープンソースの仮想化ソフト「Xen」を利用した仮想化環境などが特徴。デルは従来通り、ハードへの工場インストールからサポートまでを一元化して提供する。サブスクリプションサービスは、3年間(料金13万6500円)と1年間(同5万6700円)で、1日8時間、週5日の電話直通でサポートする。

 また、5月下旬以降、既存サーバへのオンサイト・インストレーションとXenのセットアップのサービスを有料オプションで提供する予定。

 なお、RHEL 5では、新たに32Bit版と64Bit版を1本化したライセンス体系を採用しているが、プリインストールは64bit版のみで、32bit版はメディアキット添付のみとする。【Infostand】

デル
http://www.dell.com/jp/