Firefox:一部の国ではシェア2割突破

 オランダのOneStat.comはこのほど、インターネット・ブラウザーの主要国でのシェア推計を発表した。「Internet Explorer」(IE)のライバル「Firefox」のシェア(6月時点)は、世界全体では12.72%にとどまるが、オーストラリアでは26.32%に達するなど、一部の国では2割を超えていることが分かった。

 世界シェアは、IEが84.66%(最新版のIE7が27.71%、IE6などの旧版が56.95%)。調査によっては「IEのシェアが既に8割を切った」との見方も出ているが、同社では依然として8割以上とみている。

 ただ、国によってシェアは大きく異なり、オーストラリアではIEが66.42%で、70%を割り込んでいる。ドイツでもIEは68.84%に下がり、Firefoxが26.69%に達した。米国ではそれぞれ75.69%、19.65%で、Firefoxが2割に迫っている。

 その他のブラウザーの世界シェアは、「Safari」が1.79%、「Opera」が0.61%、「Netscape」が0.11%だった。【南 優人/Infostand】

OneStat.com
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