コレガ、メガソリューションと汎用Linuxボードを開発、年内に製品化

 コレガ(本社:横浜市)は2007年9月10日、組み込みLinux機器開発のメガソリューション(本社:東京都千代田区)との協業で、汎用Linuxボードを共同開発したと発表した。同市場への参入で、法人および個人向け製品として年内に発売する予定。

 開発した汎用Linuxボードは100×155mmの小型サイズの基盤に、米Freescale Semiconductor製PowerQUICC II Proプロセッサ「MPC8343E」(最大400MHz)を搭載したもの。RAMは128~256MB。FROMは16~32MB。セキュリティエンジンやギガビットイーサネット1基、100BASE-TXイーサネット4基、USB 2.0、UART、MiniPCIスロット、SPIなどを実装する。

 ソフトウェアはSDKなどが付属する予定。コレガでは、SOHOユーザーや企業内ユーザーのほか、ホビーロボット制御といった個人向けなど幅広い用途を想定している。価格は未定。

 9月12日に目黒雅叙園(所在地:東京都目黒区)で開催される「フリースケール・テクノロジ・フォーラム」(FTF)で製品紹介とデモを行う。【鴨沢 浅葱/Infostand】

コレガ
http://corega.jp/

メガソリューション
http://www.megasolution.jp/

Freescale Semiconductor
http://www.freescale.com/