セック、インメモリXMLデータベース「Karearea」Linux版を発売

 セック(本社:東京都渋谷区)は、インメモリXMLデータベース「Karearea」(カレアレア)のLinux対応版を2007年9月20日発売した。メモリ上にすべてのデータを配置して超高速処理ができるXMLデータベース。価格は最小構成で100万円。

 「ゼロ・レイテンシ処理」を目指して開発したインメモリデータベース。2002年から販売しており、研究機関を中心にメーカーや放送業界、官公庁などで採用実績があるという。XMLデータに特化し、検索のほかソートや多次元集計も可能。

 近年のメモリ価格の低下と、64bitマシンの普及で関連市場が拡大傾向にあり、従来のWindows版、Solaris版に加えてLinux版を追加した。低コストで導入できるという。

 エンジンにはターボデータラボラトリー(本社:横浜市)製の「DAYDA.LabooII」(デイダラボーII)を搭載した。動作環境はRed Hat Enterprise Linux AS 4およびJDK5.0以上。【鴨沢 浅葱/Infostand】

セック
http://www.sec.co.jp/

ターボデータラボラトリー
http://www.turbo-data.co.jp/

Karearea
http://www.sec.co.jp/products/karearea/