ネットワールド、Solaris/SPARCアプリをLinux/Itaniumに移行するソフト発売

 ネットワールド(本社:東京都千代田区)は2007年10月31日、Solaris/SPARC用アプリケーションを一切変更せずにLinux/Itanium上で動作させるソフトウェア「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux/Itanium」を発売した。米Transitiveが開発した製品で、価格はオープン(要見積もり)。

 ハードウェア仮想化技術「QuickTransit」によって、ソースコードやバイナリを一切変更せずに異なるプラットフォーム上で動作させることが可能。インテルが10月31日に発表した最新デュアルコアCPU「Itanium 9100番台」上での動作検証も完了している。

 ライセンス体系は、Solaris 2.5.1~7向け「レガシーライセンス」、Solaris 8以降向け「サーバライセンス」、SPARCワークステーションからの移行用「ワークステーションライセンス」の3種類。それぞれ1年または2年のサブスクリプションと無期限ライセンスを用意した。

 同社では、2006年12月からx86-64アーキテクチャ向け製品を提供している。今後は、Solaris/SPARCアプリのSolaris/x86環境への移行向け製品を発売する予定。【鴨沢 浅葱/Infostand】

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