ターボリナックス、マイクロソフト製品との相互運用性向上コミュニティに参画

 ターボリナックス(本社:東京都渋谷区)は2007年11月28日、マイクロソフト製品との相互運用性向上を目指す独立系ソフト・ハードベンダーのコミュニティ「Interop Vendor Alliance(IVA)」に参画したと発表した。10月に米Microsoftとの包括的な協業を発表しており、その流れに沿ったもの。

 IVAは、各ベンダーの異なるサービス・技術とMicrosoft製品との相互運用性向上のため、技術連携やテスト環境を一本化して、顧客に対して一貫したソリューションを提供することを目指す団体。2006年11月にMicrosoftとベンダー各社が共同で設立した。Red HatやXenSourceなどのオープンソース企業も参画している。

 ターボリナックスはIVAに参加して、同社の製品とActive Directoryがシームレスに機能するモジュールを開発する。Microsoftと共同で開発センターを設置し、開発・テストを実施。WindowsとLinuxの両システムに1つの証明書でログインできるシングルサインオンソリューションなどの提供を推進するとしている。

 10月の両社の協業契約は、「知的財産の保証」「相互運用性の向上」「研究開発分野における連携」「デスクトップ分野における協調の拡大」などを内容としている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ターボリナックス
http://www.turbolinux.co.jp/

Interop Vendor Alliance
http://interopvendoralliance.org/