レッドハット新社長に元BEA社長の廣川裕司氏が就任

 レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2008年2月4日、代表取締役社長に元日本BEAシステムズ代表取締役社長の廣川裕司氏が2月1日付で就任したと発表した。前社長の藤田祐治氏は会長に就任し、同時に米Red Hat本社のアジアパシフィックリージョナルディレクターを兼務して、日本のOEMパートナービジネスを統括する。

 廣川氏は1959年生まれ。1981年に慶応義塾大工学部を卒業後、日立製作所に入社。日立データシステムズコーポレーションの設立にかかわり、同社企画部門役員やグローバルセールス副社長を歴任した。その後、サン・マイクロシステムズ営業関連執行役員を経て、2006年に日本BEAシステムズ専務取締役として入社。同社の代表取締役を務めた。

 レッドハットによると、今回の人事は、重要拠点のひとつである日本法人の営業体制の強化を狙ったもので、企業基幹システムへのサービス・サポート体制を増強し、オープンソースソリューションの充実とコミュニティの拡大を図るとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

レッドハット
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