米Microsoft、研究者向けの情報収集ツールを無償公開

 米Microsoftは7月28日(米国時間)、学術界研究者のコミュニケーションを支援するための4種類のツールを無償で公開した。研究プロジェクトにおけるデータの収集や分析、情報のパブリッシュ、保存、共有などをより効果的に行えるという。

 同社が開催した第9回目の学術界向け会議「Microsoft Research Faculty Summit」で明らかにした。大学の研究機関などの研究プロジェクト特有のデータ収集と分析、情報のパブリッシュ、保存、共有などのコミュニケーションサイクルを支援するため、「Scholarly Communication」として、学術界と共同で開発した。

 今回公開したのは、アドイン機能「Article Authoring Add-in for Word 2007」、オンラインジャーナルを自己出版できるホスティングサービスソリューション「Microsoft e-Journal Service」、論文、講義、プレゼン資料、動画などの素材間の関連性をセマンティックに分析し、容易にアクセス可能にする「Research Output Repository Platform」、大英博物館と提携した作業スペース「Research Information Centre」の4種。

 Article Authoringは、編集段階でメタデータをキャプチャしドキュメント構造などを保存することで、検索、発見、分析を容易にするWord 2007向けのアドオン機能。Creative CommonsライセンスをWord、Excel、PowerPoint文書に直接付加できるOffice 2007向けのアドオン「Creative Commons Add-in for Office 2007」もある。

 4種とも利用は無料。ツールは同社Webサイトでダウンロードできる。

米Microsoft
http://www.microsoft.com

Scholarly Communicationツールダウンロード
http://www.microsoft.com/mscorp/tc/scholarly_communication.mspx