Mozilla Foundation:「Firefox 2」の正式版第1候補公開

 米Mozilla Foundationは26日(米国時間)、ブラウザーの次期バージョン「Firefox 2」の初の正式版候補(RC1)を公開した。英語や日本語など49言語版があり、それぞれWindows、Mac OS X、Linuxの各OS用が無料でダウンロードできる。

 新たに、詐欺の疑いのあるサイトへのアクセスを防ぐ「フィッシング・プロテクション」機能、異常終了時の状態を記録して次の起動時に復元する「セッション回復」機能、フォームに入力したつづりを確認できる「インライン・スペルチェック」機能などを搭載した。

 また、検索語候補の自動表示など検索機能の強化、「close tab」ボタンなどタブブラウジングの改善も図った。8月31日に開発者向けのベータ2を公開していた。

 なおMozilla Foundationは、現行版「1.5.x」でユーザーが利用している機能拡張、プラグイン、テーマの一部が、RC1では正しく動作しない可能性があるとして、注意を促している。【高森 郁哉/Infostand】

Firefox 2 RC1のリリースノート