「次のビル・ゲイツは中国か日本から」、米国人の半数が予想

 “次のビル・ゲイツ”は中国または日本から登場する——。こう考えている米国人が半数近くに達していることがアンケート調査から分かった。調査会社の米Zogby Internationalと技術コンサルタントの米463 Communicationsが21日までに発表した。

 米Microsoftのゲイツ氏のような“テクノロジーリーダー”が、次にどの国から登場するかを米国の成人を対象に聞いた調査で、12月上旬に約1200人に電話でアンケートしてまとめた。

 その結果、最も多かったのは「中国」の27%で、「日本」が22%の2位。両国を合わせて全体のほぼ半分を占めた。「米国」は21%で日本とはわずかな差で3位。4位は「インド」の13%、5位は「ロシア」の2%だった。

 この調査は、主にインターネットに関する考え方を聞いたもので、他の項目では次のような結果だった。

 「車が動かなくなるのと、ネットと電子メールが使えなくなるのとでは、どちらが仕事で困るか」は、「ネット」の10%に対して「車」が78%。

 「平均的な12歳の子供と、米国議会議員のどちらがネットをよく知っていると思うか」は、「議員」の10%に対して「子供」が83%。

 「ニュースを知るのに、市民のビデオ投稿と夕方のニュース番組のどちらを見るか」は、「投稿ビデオ」の20%に対して「ニュース番組」が70%——など。【高森 郁哉/Infostand】

調査結果の要約
http://www.463.com/polling_results.pdf