ニフティ、Ruby on Railsで構築した情報共有サービスを公開

 ニフティは2月28日、時間軸に沿った情報を投稿・共有できるユーザー参加型サービス「@nifty TimeLine β」を公開した。投稿記事を年表上に掲載し、グラフィカルに表示する。Webアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」を採用した。

 興味のあるテーマについてタイムライン(年表)を開設し、時系列順に情報を掲載・管理できる。他のユーザーが開設したタイムラインへの記事投稿も可能。閲覧や書き込みを制限するアクセスコントロール機能やブログへの張り込み機能なども備える。「Ruby」の開発者まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用通信研究所(本社:島根県松江市)の技術支援を受けて開発した。

 無料で利用できるが、タイムラインの開設には@niftyIDまたはPLEASY IDが必要。ニフティは、サービス開始に合わせてスタッフブログを立ち上げた。ユーザーの意見をもとに機能追加やサービス改善を行っていくとしている。同社によると、Ruby on Railsを採用した初の本格的なサービス事例になるという。【鴨沢 浅葱/Infostand】

@nifty TimeLine β
http://timeline.nifty.com/