米Adobe:Flash Playerを高画質「H.264」に対応

 米Adobe Systemsは8月21日(米国時間)、マルチメディア再生ソフト「Adobe Flash Player 9」のアップデート版(開発コード名・Moviestar)で、高画質の動画圧縮方式「H.264」をサポートすると発表、ベータ版を公開した。正式版は今秋リリースの予定。

 H.264は圧縮効率が高く、ブルーレイやHD DVDなど次世代光ディスク、ワンセグなどにも採用されている動画圧縮方式。MPEG-4の一部にもなっている。Flash Playerで、これまでより高画質の動画が再生できるようになる。

 そのほか、音声圧縮形式「HE-AAC」への対応や、最新のハードウェアやマルチコアを利用した先進的なフルスクリーン再生などの特徴がある。対応OSはWindows 2000(SP4)/XP(SP2)/Vistaと、Mac OS X 10.2以降。【高森 郁哉/Infostand】

Adobe Systems
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