Linux搭載ノートPCが登場、しかしその先駆けは?(ビデオ)

 今年の西海岸(サンフランシスコ)でのLinuxWorld Conference and Expoにおいて最も宣伝に力が入っていたのが、Linux搭載ノートPC、特にNovellのSUSE Linuxを搭載したLenovo製ノートPCだった。

 じきにSUSE LinuxをプレインストールしたLenovo ThinkPadノートPCが購入できるようになり、このマシンではLenovoが提供する通話料無料のLinuxフォンもサポートされるという。さらに、搭載されるLinuxはホームユース向けではなくエンタープライズ向けのものだ。

 このことは、新たなトレンドを生むきっかけになり得るだろうか。今やMichael Dell氏が自らのノートPCでUbuntuを使っていることや、UbuntuのプレインストールされたDell製ノートPCが(DellのWebサイト内をあちこち探し回れば)買えるようになっていることは周知の事実だ。

 ところが、我々の出会ったLinuxWorld出展者のなかに、DellもLenovoも“出遅れている”と考える人物がいた。8年前からLinuxノートPCを販売しているEmperorLinuxのCEO(最高経営責任者)Lincoln Durey氏だ。確かに、彼にはそう言える ― それも先駆者として勝ち誇ったような笑みを浮かべながら ― だけの権利がある。

Linux.com 原文