ライブドア、サーバインストール型のRSSリーダーをオープンソース化

 ライブドア(本社:東京都新宿区)は2008年2月7日、サーバインストール型のRSSリーダー「Fastladder」をオープンソース化して公開した。同社のWeb型RSSサービス「livedoor Reader」の英語版で、サーバのほか、デスクトップPCにインストールしても使えるという。

 「livedoor Reader」は、無料のRSSリーダーのサービスで、レート分類機能、ショートカットキーなどで大量のRSSフィードを処理しやすいのが特徴。2008年1月末時点で約17万人の利用者があるという。「Fastladder」はその英語版で、2007年7月に英語のRSSリーダーとしてサービス開始した。さらに普及させることを狙ってオープンソース化する。

 基本的な機能や使い方は「livedoor Reader」と同じ。企業・学校などインターネットの利用に制限があるユーザーも、自分のパソコンやサーバーにインストールして、イントラネット上の更新情報も収集できる。また、認証つきRSSの登録にも対応する。

 専用サイトでバイナリファイルをダウンロードできるほか、ソースコードを「Google Code」で公開し、誰でも改変・再配布できるようにした。ライセンスには、商用・非商用を問わず無制限に利用できるMITライセンスを採用した。動作環境はWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.5以降推奨(Ruby 1.8.6以降が必須)、UNIX。【鴨沢 浅葱/Infostand】

Fastladder オープンソース版
http://fastladder.org/

ライブドア
http://www.livedoor.com/