SEA Forum July 「GPLv3を考える」

ソフトウェア技術者協会(SEA)のご厚意で、「GPL v3 を考える」というシンポジウムに出席してきた。

GPLv3の概要や改訂プロセスについて講演を行ったが、ディスカッションの時間が長めに取られていたこともあって、フロアの方々とも活発な議論が出来たと思う。参加して下さった皆さんに感謝したい。残念ながら日本では、組み込みLinuxのようなGPLv3における各種の変更(例えば反DRM条項)の影響をもろに受けそうな分野の技術者であっても、あまりGPLv3の認知は進んでいないことを痛感した。やはり対象が英語であるというのがそれなりに大きな障害のようだ。少し対策を考えてみることにする。

なお、ボストン、ポルトアレグレ(ブラジル)、バルセロナに続く第4回目のGPLv3カンファレンスの場所と日程が決定した。8月23日と24日、インド・バンガロールにて。