スーツとギーク

この日記は「佐渡秀治」と同じくらい「小飼弾」で検索してくる方が多いわけだが、その原因であるトラックバックを辿っていくとこんなところにたどり着いた。

梅田氏についてはせいぜいCNet JapanでGoogleのことをよく書いてた人かなぁという認識しかないので何ともだが、小飼さんの意見にはそれなりに同意。ただ、日本の場合はそもそも「スーツが同じ組織内にいるギークさえもどこにいるかすら知らない」という状況もあるんではないかと思う。搾取されるなら日本ではまだ幸せな方かもしれない。

で、スーツとギークの相互理解についてのことで「足りないのは経験ではない。報酬である。」と書かれているが、当然そこそこの金銭の報酬は必要だがある程度で十分という問題だろうなぁ(もちろん報酬は多いにこしたことはない)。少なくとも弊社の技術者はOSのハックをしたくて転職してきた連中が多いわけで、金銭というのはあまり大きなウェートを占めてはなさそうだ。まあ、弊社ではギークにとっての報酬と成り得る仕事と環境を与えているということだろうか。ギークにやりがいを持たせる仕事を作るのは大変だけどね。

そういや、私自身はスーツだと思っているが、どうも人はギークだと言う。スーツだと思うのだけどな。