OSDN:新人一人の入社と今後の計画

既に一週間経つのであるが、とうとうOSDNに新人が入社した。新人とは言っても私より年齢は上だと 思うが。IDGのLinuxWorld誌が休刊になって久しいが、その新人の森さんというのはLinuxWorldの副編集長を 務めていた方である。OTPをはじめとしてOSDNの細々とした編集まわりは私が無理やり時間を作って対応していた のだが、編集の本職がjoinしたことで今までよりは傍目にもマシな方向にいくのではないかと思う。 おかげで私のほうの負荷が下がる見込みがついてきて喜ばしい限りである。

ついでに宣言しておくと、当たり前だが今後OSDNでは各サイトの改良の予定があるわけだが、特にSourceForge.JPにはそれなりに 大きな改良を加えていきたいと思っている。そろそろSourceForge.JPは開始してから5年が経過するわけだが、 幾つかの機能追加、改良はあったものの、基本的には大きな変化はこれまでない。まあ、OSS開発に必要な ツールを提供するということであれば、これ以上やることがあまりないというのも事実なのではあるが、 それでも他にあったほうがいいと思うものもあるし、もっと改良できる部分はあるだろう。ということで、 sugi氏が今はいろいろと試行錯誤しており、夏までには出せるものがでてくるのではないかと思っている。

話は微妙に変わるが、さきほどsf.netのほうを見ていたら、どうやら彼らはコンパイルファームのサービスを 休止したようだ。Solaris, AIX, HP-UXあたりの環境を触れるいい仕組みだったのだが、まあ冷静に考えると 維持する膨大な手間ほどには大した需要はないかもしれない。SourceForge.JPではx86とAMD64 Linux、MacOS X、NetBSDで 細々とコンパイルファームを提供しているのだが、じゃあ今度は我々のほうが旧sf.net程度に環境を揃えるかなぁと 一瞬思ったが、あまりにも大変そうなので軽々しくは進められない。まあ、豪気なスポンサーがいれば別なのだが。