住友電工情報システム、Java開発フレームワーク、マウスで簡単操作

 住友電工情報システムは、GUIによるビジネスロジックの定義とマウス操作によるデータベース編集を実現したJava開発フレームワーク「楽々FrameworkII バージョン4.2」の販売を開始した。

 業務系Webシステムの開発期間とコストの削減を実現するJava開発フレームワーク。今回販売する「楽々FrameworkII バージョン4.2」は、ビジネスロジックの定義部品「ビジネスロジック・アクション・コンポーネント」を追加、Ajax技術を利用したプログラム設計ツール「RakDesigner」でデータベースの操作を容易に定義できるようにした。

 「ビジネスロジック・アクション・コンポーネント」は、企業の業務に固有のビジネスロジックを「RakDesigner」のGUIで定義可能。起動させるタイミング、起動させる条件を指定でき、アクションの種類は、入力項目複合エラーチェック、メッセージ表示、エラーログ出力、メール送信、データ更新、データ加工などがある。

 今回のバージョンより、データベースの入出力を記述するSQL文の編集機能を「RakDesigner」に追加。これにより、プログラムの中にデータ検索やデータ追加・更新・削除などの操作を記述する場合に、SQLに詳しくなくてもマウス操作で簡単に定義できる。このほか、データベースのテーブルを作成したり、テーブル内のデータ項目を変更したりする編集機能も追加。マウス操作で簡単にテーブルの作成・変更が行える。

住友電工情報システム=http://www.sei-info.co.jp/
「楽々FrameworkII」=http://www.sei-info.co.jp/products/products_fw_top.html

提供:BCN