住友電工情報システム、Java開発フレームワーク最新版

 住友電工情報システム(本社:大阪市)は2008年11月10日、Java開発フレームワークの最新バージョン「楽々FrameworkII バージョン5.0」の販売を開始した。ユーザインタフェースを刷新し、開発初心者向けのウィザード機能や、デザインテーマ設定や好みの業務画面レイアウトを保持できる機能などで使い勝手を高めた。

 業務系Webシステムの開発向けフレームワーク製品。ノンプログラミングで業務処理の大部分を稼働させられる業務コンポーネントで、プログラム設計工数を従来の3分の1まで圧縮。また、データベース設計完了後すぐに試作プログラムを自動作成できるため、Javaでそのままシステム構築する場合と比較して10分の1の時間で高品質なプログラムが作成可能という。

 最新版では、新たにプログラムウィザード機能を搭載。実現したい機能や画面配置イメージを手順に従って選択するだけで、最適なプログラム部品が自動的に選択され、プログラムが自動生成される。プログラムパターンの選択になれていない開発入門者でもスムーズにプログラムを生成できるという。

 また、利用部門の希望に合わせて業務画面のルック&フィールを瞬時に切り替えることができるデザインテーマ設定を搭載。また、システム利用者が業務画面上の項目表示幅や表示順序を間売る操作で簡単に変更できるダイナミック・プレゼンテーション機能に、変更内容を次回ログイン時以降に保持できるまいレイアウト機能を追加した。

 動作環境は、サーバOSがWindows Server、Linux、Solaris、AIX、z/Linux、i5/OS。アプリケーションサーバがWebSphere、Oracle Application Server、WebLogic、Cosminexus、WebOTX、Interstage、Tomcatなど。データベースがOracle、DB2 UDB、PostgreSQL、MySQL、SQL Serverなど。

 価格は、開発サーバライセンスが315万円から(Windows/Linux)、525万円から(UNIX)、実行サーバライセンスが105万円から、210万円から。また、年額のソフトウェア保守や技術サポート、導入サポート費などがかかる。販売目標は1年間で2億円。

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